ブライダル業界におけるウエディングプランナーは、結婚が難しくなるのか

様々な業界で働く職業人や専門家などは、当該業界のことを詳しく把握することになります。たとえば看護師であれば、自身が入院したときにその病院のことを評価してしまうし、本屋の店員であれば、客として本屋に訪れた際に陳列や整理整頓を気にしてしまうなどが挙げられます。

これはブライダル業界におけるウエディングプランナーにも当てはまることであり、毎日のように他のカップルの結婚式や披露宴の打ち合わせを行ったり、実際に演出を手伝ったりすることになるでしょう。するとどのようなことが起きるのかといえば、自身の結婚に対する理想やハードルが高まることになります。自分が結婚するならこの演出は欲しいとか、規模はこのくらい、などと理想を積み上げてしまうことが多くなってしまいます。

このことが、ウエディングプランナーがなかなか結婚できないといわれる所以であり、懸念されている部分であります。大切なのは、仕事は仕事と割りきることであり、現実もしっかりと受け止めることも忘れないようにしましょう。